診療案内
専門とする疾患など
頭痛、めまい、しびれ、ふらつき、けいれん、脳梗塞・脳出血・くも膜下出血などの脳卒中、脳動脈瘤、脳腫瘍 等
頭痛
頭痛はまれに脳の病気のサインということもあり、そういった場合は緊急を要します。
命に関わるような原因が隠れている可能性もありますので、注意が必要です。
- ・頭痛のご相談は予約制ではございません。受付時間内に直接、ご来院ください。
- ・頭痛にもさまざまな種類があります。日頃の頭痛の特徴をメモしておいていただくとよいと思います。
- ・頭痛に伴い、眼の充血や鼻汁がでたりする場合は、画像や動画を撮っておいていただくと診断の助けになることもあります。
- ・慢性頭痛をお持ちの方は、頭痛ダイアリーをつけてみることをお勧めします。
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めまい
めまいには大きく分けて3種類あり、「ぐるぐると回るような感覚のめまい」「ふわふわと浮いているような感覚のめまい」「立ちくらみのような感覚のめまい」があります。原因は症状によって違いますので、自分のめまいがどの種類のめまいなのか知ることが治療の第一歩です。
「ぐるぐると回るような感覚のめまい」は、内耳の異常が原因となることが多いようですが、脳梗塞や脳出血などの脳の病気によって起きていることもあります。症状が続くようでしたら、1度検査を受けることをお勧めします。
「ふわふわと浮いているような感覚のめまい」は、いくつかの原因が考えられますので、詳しく検査をすることをお勧めします。
当院では、耳鼻咽喉科にめまいで受診され、より詳しい検査をする為に受診される方もいらっしゃいます。当院から耳鼻咽喉科に紹介をすることもあり、患者さまの状態に応じて、連携をとって診断、治療ができるよう心がけております。
ものわすれ(認知症)
認知症とは、脳や身体の疾患を原因として記憶や判断力などの障害が起こり、日常の生活を営めなくなった状態をいいます。アルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症、脳血管性認知症などがあり、その中でも、アルツハイマー型認知症が多いと言われています。
アルツハイマー型認知症が発症すると、数分前~数時間前のことを思い出せなくなるといった記憶障害(近時記憶障害)が起こり、同じことを何度も聞いたり、言ったりするようになります。進行してくると、服の着方がわからない、スイッチの操作方法がわからないなどといった症状も見られるようになります。 アルツハイマー型認知症では、病態失認という、自分が病気であることを理解できないという症状が見られます。
認知症の診断では、一緒に生活をしているご家族から日常生活の様子をお聞きする必要があります。
患者さまご自身では、自身にものわすれの症状があることを理解できていないことが多い為、日常生活の様子がわかる方との受診をお願い致します。
その後、長谷川式簡易認知症スケールやミニメンタルテストなどのものわすれ検査を行い、さらにMRIなどによる画像検査も行います。
なお、認知症の中でもまれに、「慢性硬膜下血腫」、「正常圧水頭症」「甲状腺機能低下症」といった治療することができる認知症(Treatable Demetia)であることもあります。
ご家族のものわすれが疑われるようでしたら、お気軽にご相談ください。
脳梗塞(脳出血)
突然、ろれつが回らない、しびれがある、手足に力が入らないという症状がでると、脳梗塞や脳出血の可能性があります。できる限り早期に検査を受けることをお勧めします。
当院の検査では、「1・5テスラ超伝導MRI装置」という検査装置を用いて、脳梗塞の早期発見、診断、頚部や頭蓋内動脈の状態把握に力を入れています。脳梗塞急性期や脳出血など、診断がついた際には、その状態に応じて連携している病院にご紹介しております。